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『The B.B.』について考えてみる
前回の続きです。
青山さんの『バーテン』について書こうと思ったのですが、その前に・・・
トキオの放浪の末が『月』の死であるということは、落し物を探す旅はトキオが大人になるための旅だったということです。
トキオが訪れたあちらこちらは、トキオの心象風景。
では一体、どこまでが現実でどこからがトキオの心の中だったのか。


メグミと言い争いになって、ホームレスの女性に声をかけられたのは、現実。
女性はメグミとも会話をしてトキオが捨てたプレゼントを渡しているので、女性が実在していたのは確か。
でも、青い封筒を探してくれというあたりは、すでにトキオの心の中だったのではないかと、私は思います。

魔法のめがねをかけて見た女性は、『誰か』に似ていた。
それは言うまでもなく、トキオの母。
心が壊れてトキオを見なくなってしまった母を求める、気持ちの表れであったのでしょう。
だからトキオは、落し物を探してくれという女性の頼みをあっさりと受け入れたのかもしれない。
母親の姿をした女性が、
「あなたの大切なものも、見つかるといいわね」
と言う。
それは、トキオが母に求めてかなわなかった優しさ。


『青い鳥』というと、ココではないドコカにある幸せを捜し求める『青い鳥症候群』というのを思い出しますが、今回の舞台もまさにそれ。
メグミと別れて幸せがココ(現実=現在?)にはないと感じたトキオは、街(心の中=過去?)の中を幸せ(青い封筒)を求めてさまよいます。


母ともメグミとも共になかった幸せが白い服の女性と共にあるのだと、そう思い込んだトキオはしゃにむに白い女性を探します。
けれど結局は、白い女性もトキオの幸せの場所ではなかったのです。
ショックを受けながらも、過去彼女に告白できなかった後悔を飲み込もうとするトキオ。
けれども、もう苦い後悔を飲み込むのはいやだと、『月』がトキオの心の奥底が反抗します。
もっと欲望に忠実になれと、一度強く揺さぶられた心が再びの誘惑に取り込まれる。


しかし、トキオはきっぱりと拒絶します。
彼は誘惑に打ち震える己に打ち勝ち、自分の心の純潔を守ります。
この清らかさ(聖夜だけに?)が重要なポイントで、同じくバーで誘惑に負けなかったメグミと2人で、後に幸せをつかむのです。


過去の影を打ち払い、自分で自分の負の感情も背負うことのできる大人。
欲望に支配されることなく大人の男へと成長することができたトキオは、心の奥底に閉じ込めていた暗い秘密も解き放ち、ようやく自分の居場所を見つけます。
ココではないどこかに幸せを求めるのではなく、今自分がいるトコロに幸せを見出すのです。
過去に囚われ過去にばかり向けていた目は現在を見据え、過去に追われ居場所を探してさまよっていた足は、現実をしっかりと踏みしめて。
トキオは小さいけれど確かな手ごたえのある幸せを、ようやくその手に抱きしめることができたのです。










ああすみません。
なんか支離滅裂になってきた。
すべてをトキオの夢とか想像にするには無理があることは、わかっています。
だって、ポケットの中にスノーグローブがあったし。
まあ一人で掘り出したって言っちゃえば、それまでなんだけど。

しかもまたしても青山さんの話にたどり着けなかった。
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テーマ:日記 - ジャンル:日記

[2012/02/04 00:26] | 青山航士さん | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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