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『The B.B.』について考える
あっという間に今日は木曜日ですが、頭の中はまだ青山さんが占めています。
おかげで、サイト更新もままならない(笑)
前に書いたレポは、バーのシーンだけの話でして。
もしもバーテンが誘惑者としての役割だったとしたら、その後のシーンでの言動の説明がつかない。
一体彼は、なんだったんだろう。

私の中で『The B.B.』の話が消化しきれいていないために、その辺りがはっきりしない。





『月』というのは、トキオの過去の後悔。もしくは後悔したことを昇華する者。
撮りたかったけど撮れなかった写真を撮る。
ああしたかった、こうすればよかったという思いを実現する。


トキオがいなければ、トキオが後悔しなければその意味を失う。トキオあっての存在。
だけど、後悔ばかりを背負わされる苦痛に、耐えかねてもいる。
依存しつつも憎い。
トキオの影として存在しながらも、影であることに嫌気がさしている。


12年も東京にいながら未だ都会に染まりきっていないトキオ。
6歳の時から何も変わっていないと本人が言うとおり、東京のせわしさに塗れながらも優しさと誠実さを失わない。
『月』はトキオの影の部分を請け負うことで、トキオが汚れていくのを防いでいたのではないか。
後悔が降り積もれば、人は膿んでいく。
やわらかかった心は硬く固まり、刺激に疎くなる。
しかし、トキオの中に後悔の堆積がなければ、彼の心はいつまでも少年のままでいられる。



トキオと『月』は太陽と月。
という言い方をすると、トキオと『月』が別のもののように聞こえる。
けれど、『月』がトキオの影だとすると、
『月』がトキオの影の部分だとすると、
トキオと『月』はひとつのもの。
『月』はトキオの一部分だということになる。
どちらが正解なのか。


トキオと『月』がひとつのものだとすると、『月』がトキオの汚れを引き受けるということは、結局はトキオの一部分が汚れてしまうということ。
だから、トキオはそれを自分から切り離してしまったのかもしれない。
元は自分だった、自分のものだったそれを、自分とは離れたところにためる。
だとしたらなるほど。『月』からしたらたまったものではない。
トキオ無しでは成り立たない存在ながら、本体であるトキオを憎まずにはいられない。
そんな心理も頷ける。




ではなぜ、『月』は死ななければならなかったのか。
しかも、トキオ自身の手によって。
そのことに、何の意味があるのか。




トキオは、自分から切り離してしまった影を殺す=抹消することで、それ以後自分自身で過去や後悔を背負わなければならなくなる。
それはつまり、大人になるということにつながるのではないか。
人が大人になることをとがめる人間はいない。
だから、
「誰も責めはしない」
なのか。


『月』の死を、トキオは嘆き涙を流す。
それは、長く続いた少年期の終わりを惜しむ涙だったのかもしれない。
大人になる痛みを恐れる涙だったのかもしれない。

しかし、人はいつか大人にならなければならない。
ピーターパンのように、いつまでも子供ではいられないのだから。










『月』の話ですっかり長くなってしまいました。
青山さんの『バーテン』の話はまた次回。

上記の内容については、あくまでも私個人の所見です。
違うぞというご意見もあるでしょうが、ご容赦ください。
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テーマ:日記 - ジャンル:日記

[2012/02/02 15:54] | 青山航士さん | トラックバック(0) | コメント(2) | page top
<<『The B.B.』について考えてみる | ホーム | 「The B.B.」~トキヲメグル・ハジメテノ・キオク~ 見てまいりました!>>
コメント
うぅ…深いですね。

私もその辺???多かったのですが
考えるほど解らなくなり、
考えるのやめてしまいました。笑

あと数回は、観たかったです。
私の頭で理解できるかは別ですけど。苦笑…

続きの青山さんの「バーテン」の話も、楽しみにしています。
[2012/02/03 20:34] URL | haru #- [ 編集 ] | page top
考えても考えても、自分の中でつじつまの合うようにまとめられません。

実にたくさんの要素が詰め込まれているのは、確かなようですが。
製作に携わったキャストやスタッフの皆さんに申し訳がない。
もっと色々なことを感じ取れる感受性と、それを文字に起こすことのできる文章力構成力がほしい・・・。

青山さんにはたどり着けませんでした。
『バーテン』に至る前に、外堀から埋めていこうなんて思ったのが間違いだったのか。
でも次回はちゃんと青山さんの話を。

と言っても、難しい~e-259
[2012/02/04 12:14] URL | 大雪 #TQlgU86w [ 編集 ] | page top
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