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また逢えるかな?
PCの電源すら入れられない毎日ですが、何とか残しておかねばと思い、がんばってみました。
カーテンズ』のごくごく個人的な感想です。
あくまでも個人的なものなので、飛ばしてくださってけっこうです。
カーテンズ』は、ミュージカル『ロビンフッド』のクライマックスシーンから、華々しく幕を開けます。
ぽんぽんとテンポよく台詞が進み、ロマンティックな展開、ハッピーエンドのフィナーレと、速いペースで進み、華やかなカーテンコールが終わったあと下りた緞帳の裏側で、主演のジェシカがばたりと倒れます。
騒然としながらも冷静に、舞台監督や共演者は、ジェシカを舞台上から退場させます。
ここまではあっという間。
舞台の上という夢の場所での出来事。
暗転のあとは、すでに翌朝。現実の世界が始まります。
どこの新聞も、『ロビンフッド』をこき下ろす記事を載せている。
しかし、です。
私にはどうしても、この『ロビンフッド』のストーリーがつかめない。


カーテンズ』の冒頭とラストに演じられるシーンでは、ニキ演ずる女教師はマスクをはずしたロビンフッドの真の姿が元保安官だとわかり、
「あなたは去ったはずでは?」
と話します。

しかし、酒場のシーンでは、ロビンフッドと女教師が2人で逃げ出したと、語られています。

この2つの台詞がつながらない。
お堅い女教師が、正体すらわからないロビンフッドと手を取り合って駆け落ちしたとして、ラストシーンで涼しい顔をして町の住人として立っていられるでしょうか。
それに、マスクをはずしたロビンフッドが実は元保安官だということをこのときにはじめて知ったのに、よくもあんなにあっさりとプロポーズを受け入れることができますね。
お堅い女教師なのに!(笑)
それにそれに。
2人で手を取り合って(かどうかはわからないけれど)逃げ出したのに、何でロビンフッドの正体も知らないのだ。
なんとも、不可解。


私には思いもつかない奇想天外な展開があって、きちんとつじつまが合うようになっているのか。
はたまた、いきあたりばったりの適当脚本なのか。
『ロビンフッド』の問題点は、実は主演女優だけではないという、なんとも不安に満ちた幕開けなのでした。


更に、チョーフィ警部補があれこれと注文をつけることからもわかるように、『ロビンフッド』は脚本や主演女優以外にも、問題を多く抱える作品だということが知れます。
しかし、プロデューサーであるカルメンは、ブロードウェイに行くのだと言い張ります。
ジェシカが死んだとわかっても、キャストたちのやる気がなくても。
『the show must go on!』
と訴えるカルメン。
『no!』
と突っぱねるキャストたち。
両者の溝は埋まらず、俳優組合の代表者でカルメンの娘であるバンビは、間でおろおろとするばかり。



公演そのものが危うくなりかけたその時、ついに主役の登場です。
まばゆいばかりの光の中に、希望とともに彼はやってくるのです。
まさに、救いの神。
チョーフィはあっという間にキャストたちをその気にさせ、歌やダンスの手直しを持ちかけます。
なんて、調子がいいのでしょう。
なのに、誰もがまんまと乗せられて、『ロビンフッド』の成功のために、バラバラだったスタッフやキャストたちが、一つにまとまり始めてしまうのです。
なんて、不思議なんでしょう。

全員が容疑者と言い放ち、関係者たちを劇場に監禁。
ミュージカル好きだというものの、図々しくもあつかましく、歌にもダンスにも脚本にも口を出し、それもかなり言いたい放題。
なのに、憎めない。
何故だかその言葉にうんうんと頷いてしまう、不思議な魅力を持った人物として、チョーフィは描かれています。
結局事件だけでなく、全ての問題を解決してしまうし、部下に「今回も、お手柄でしたね」と言われるように、かなりの切れ者であろうチョーフィ
しかし、できる男としてよりも、明るくおちゃめでミュージカルオタクである部分が強く描かれていて、その分愛すべきキャラクターとなっているように思います。

職務には忠実。
されど、ミュージカルへの熱い思いが抑えきれない。
そんな様子がはしばしに見られ、見る者の目にはチョーフィという人物が、なんともキュートに映るのです。
調査や尋問はそつなく手際よく、ただしニキに対する時だけはテンション急上昇。恥らったり舞い上がったり、初恋の少年のような反応は、なんとも初々しく好感が持てます。


そんな、チョーフィの明るく純粋なパワーに巻き込まれる形で、関係者たちも自分の置かれた状況に立ち向かい始めます。
悩み沈んでいた気持ちが、なんだかわからない内にほぐされていく。
ようやく取り戻したshow people としてのプライドと喜びが、彼らを奮い立たせるのです。
変な形に歪みひずんでいた『ロビンフッド』はそうして、あるべき姿へと形を変えていく。



ラストは詳しくは書きませんが、まさに大団円!
と思った後の結末は、なんともやさしくも悲しい余韻が残ります。
また逢いたいな
と思うお話でしたね。




長くなってしまいましたね。
では、楽しかった思い出は、また別の機会に。






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[2010/03/12 16:45] | 東山紀之氏 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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