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いよいよ今夜放映!『棟居刑事の黙示録』
続きは放映後に、といった私ですが、せっかくなのでもう少しだけ書こうと思います。
先日の記事で、佐藤棟居には、本宮桐子という恋人が出てくる、と書きました。
原作をチェック済みの方はご存知のことですけど、原作にも桐子は登場します。


人間の証明』でデビューした時、棟居弘一朗はまだ独身でした。その顔立ちは精悍と表現され、いかにも現場のたたき上げの刑事というイメージでした。
棟居刑事の復讐』で再登場した時、すでに彼は妻子を失っていました。
そして、『棟居刑事の情熱』で、本宮桐子が被害者の娘として登場します。以来、恋人と私は書きましたが、結びつきはあくまでも心だけで、年に似合わず、プラトニックな関係を続けていきます。
自分の留守中に妻子を襲われた棟居は、再び同じことが起きて桐子を失うのが怖くて、どうしても一歩を踏み出せずにいたのです。

桐子はそんな棟居を、責めるようなことは一度もありませんでした。決して無理強いすることはなく、それでいて棟居に呼び出されれば、先約をキャンセルしても会いに出かけてくる。桐子のアドバイスが事件の解決に結びついたことは、1度や2度ではありませんでした。
美しく聡明で、決してでしゃばらず、何より棟居を愛し、しかし見返りを求めることはない。
ちょっと、できすぎのような気もしますけどね。
本宮桐子という存在は棟居にとって、恋人といいながら、自分にはもったいないと思うほどの女性だったのでしょう。今時ではない言葉でしょうけど、マドンナと言ってもいいかもしれない。
だから、桐子を想っていながら、彼女の手を取ることができなかった。一度愛するものを失って臆病になってしまったという記述はありますが、それだけではないはずです。バツイチで、しかも家族を守ることもできずに失ってしまった自分には不釣合いだと、無意識に感じてしまったのかもしれません。
棟居にとって桐子は、大切に取っておきたい存在だったのかもしれないなと、私は思っています。大切に思いすぎて触れられない。そんな不器用さを、桐子は全て感じ取って、愛していたのかなと。



ヒガシ棟居2作目の原作『純白の証明』ではしかし、桐子は過去の人となってしまっていました。
桐子に何があったのか。
私の手持ちの本にはそのくだりは載っていないのでわかりませんが、どうやらかつての棟居の妻子と同様に、何かの犯罪に巻き込まれたようです。
『純白の証明』において、棟居は2人の女性と関わります。2人とも棟居を憎からず思っていたのは明らかですが、結局は何もないまま物語は終わります。私は手持ちの本を、出版された順に並べて読んでいて、『純白の証明』以降をまだ読んでいないのでわかりませんが、このあと棟居刑事の女性との関わり方はどうなっているのでしょう。
『人間の証明』での棟居は、結婚になど興味もない様子でした。
しかし、人の紹介で結婚し穏やかな生活を得ます。それを失って始めて、その大切さに気づきました。大切な者を失う辛さ苦しさを経験して、再びそれらを味わうことを恐れて、桐子にはどうしても強く働きかけることができないまま、結局は彼女をも失ってしまう。
かつて母に捨てられ、父の命を眼前で奪われた棟居は、つくづく家族運がないと言わざるを得ない。
そんな棟居は、これから先どうやって人と関わっていくのでしょうか。何か、変化がもたらされるのでしょうか。
そのあたりも、気になるところです。



さて。
ちっとも本題に入れません(汗)。
実は、これまでのところは全て前振りなのです(爆)。
しかも、本題と若干ずれてしまっているような気もしたりして・・・。
うーん、困った。
困ったので、書こうと思っていたことはまた今度にして、ちょっと違うことを書こうと思います。





TV japan』のヒガシ森村誠一氏との対談、ご覧になりましたか?
この豪華な対談がたったの2ページなんて、もったいない。もっと読みたいよ。
対談の中で森村氏がヒガシ棟居について、「気品と内に秘めた鬱屈が表現されて」いると語っています。これを読んで、思わず「そうそう!」と頷いてしまいました。
私がうまく言葉にできなかったことを、さらりと言葉にしてしまっている。さすがに、作家さんはすごいなあ。
原作の特に初期の頃は、地道な捜査を本分とする現場の刑事的な雰囲気をまとっていたのに対して、ヒガシ棟居はもう少し繊細でなんと言うか、都会的な印象を受けます。・・・違うな。泥臭さのないすっきりした、洗練されたというか。うん、やっぱり気品という言葉がぴったりですね。
だけど、キャリアのような高みから見ているのではない。自分の中に、犯人を追う理由を持っている。犯人に対する怒りや恨みだけでなく、被害者に対する哀しみや優しさを見せるヒガシ棟居は、とても好感が持てます。

刑事としての責任感や被害者の無念や哀しみを背負うだけでなく、被害者やその家族たちに寄り添うような優しさをもって、事件に対している。
すみません。3作の内1作しか見ていない私が、なんだかえらそうにわかったような口をきいてますね。
あまり暴走しない内に、終わりにします。
続きは、本当に放映後に。
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テーマ:雑記 - ジャンル:日記

[2009/11/21 09:44] | 東山紀之氏 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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