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全日本、なぜ小塚選手と織田君の点差はあれほど開いたのか?を、考えてみよう。
考えてみよう。

なんて言ったって、所詮は素人のにわかファンのたわごと。というか、つぶやき。
ためになるような事は言っていないので、期待せずに読んでください。
期待するような人は、読まずに去ってくださいませ。
2008年、全日本選手権、男子FS。
2人の点差は、8.71。
織田君と小塚君の演技を見比べてみると、4Tが回転不足の上転倒したのは、2人とも同じ。そのほかのミスといえば、小塚君の3Aが1Aになってしまったことくらい。一方織田君も、ミスではないだろうけどコンビネーションジャンプが2つしかない。
ステップやスピンについては、小塚君に軍配が上がったように感じた。実際、スピンとステップのGOEを合わせた点数は、小塚君のほうが2.7点上回っている。
PCSでは織田君のほうが2.4点勝っているので、ジャンプだけでおよそ9点の差がついていたことになる。


面白いことに、3Aと1Aの点数の差が、ちょうどそのくらいになるのだ。面白いというか、ジャンプの種類と数はほとんど同じなので、そういうことになるのは当然なんだけどね。
それに加点がつけば、小塚選手のFSの点数は、織田君よりも高くなっていた計算だ。じゃあ、小塚選手が勝っていたかというと、SPの点差があるので結局は織田君が勝っていたわけだけど。


ではSPで小塚選手のジャンプがみんな決まっていたら、なんて・・・。そんなことを考えるのは、ナンセンスだ。実際小塚選手はSPでもFSでも、ミスをした。それは事実(それに、そんなことを言ったら、織田君がもしもコンビネーションジャンプをもうひとつつけていたら、小塚君がそれでも勝てていたかはわからないのだ)。
その事実でもって、織田君は優勝したわけなのだから。


試合前、「勢いの小塚、経験の織田」なんて書かれていて、織田君が、「自分はそんなに経験ない」ということを言っていたけど、確かにそうだよね。
2人は2歳違いだけど、シニアデビューは1年しか違わないし、織田君は去年1年試合に出ていない。シニアとしてのキャリアは、変わらないのだ。



2005年シニアデビュー。
その年に、スケートカナダ3位、NHK杯優勝。全日本選手権では、高橋選手とオリンピック出場を争い敗れたわけだけど(2位)、世界選手権にはたった一人で乗り込み、なんと4位!オリンピックイヤーだから、有力選手はあまり調整ができていなかったりしたかもしれないけれど、そんなことを言ったら、世界のトップ選手たちが次々と戦線を離脱している今年だってそうだよね?


翌年も、スケートアメリカ優勝、NHK杯2位。グランプリファイナル3位。全日本選手権2位。
世界選手権ではSPで出遅れ、FSではザヤックルールに引っかかりと7位だったが、これだってシニア2年目としてはたいしたものなのだ。


で、何が言いたいかというとね。
織田君と小塚君は、 踏んできた場数が違うと思うのです。
シニアデビューしたその年から、負けられない勝負というものをいくつも体験してきた織田君。
2006年3月の世界選手権のときには、ただ事ではないほどに緊張していたといいます。シニア1年目で、18歳(早生まれだからもう大学生だったけど)、の少年が、たった一人で世界のトップ選手と渡り合おうというのだから、当然です。


 シニアに上がったとたんに、世界のトップ選手と争う身になってしまった織田君。
彼にとっては、毎試合がプレッシャーとの戦いだったはず。
 「参加するだけ」なんて言ってるバヤイの試合なんて、ほとんどない。
いや、無良君のことを責めているわけではないのだ。高校3年生の、シニアにデビューしたばかりの子なんだから、それくらいの余裕を持って出してあげられるなら、そのほうがいいよね。むしろ、それによっていい成績が出たりして。ああ、3枠あるって、素晴らしい。
強い選手が何人もいる・・・層の厚い国は、こういった『枠』を取ってこられるよね。そうすると、若い選手に経験の場を与えることができて、今強い選手の後の世代も育ちやすくなってくる。といった風に、伝統がだんだんと作られていくのね。


話がそれたけど。
だからね。いくつもの、大きなプレッシャーのかかる試合を経験してきた織田君は、ここ一番に大切なジャンプを決める力を、小塚選手よりも持っていたと。持っていたんじゃないかと、思うわけだ。
確かに小塚選手も疲れがたまっていたと思う。
そこに、大きなプレッシャー。
GPF2位という自負が、さらに重責を貸す。
それらのものが合わさって、終盤の3A失敗を生んだのじゃないか。


織田君は、今年もやっぱりプレッシャーと戦いながらここまで過ごしてきた。
夏から秋にかけて、海外での国際試合。
小さな大会といえど、1年のブランクがあった織田君には、自分の今の力を量る上で、重要な戦いだったろう。試合で戦う相手は、ほとんどが格下(のはず)の選手たち。負けるわけにはいかない。

西日本大会は、国内大会の復帰戦。
続くNHK杯は、いよいよ本格的な復帰戦。久々のグランプリシリーズ。
どれもで、点数やできはともかく、とにかく勝ってきた。
そのことが、試合勘とともに、勝負強さをも培ったのだ。


緊張に負けたと言いながら、ここ一番のところではジャンプを決めることのできる勝負強さ。
一方の小塚選手は、疲労と緊張とプレッシャーに、勝つためには決めなければならなかったジャンプを、決められなかった。
そこのところが、2人の選手の明暗を分けた。


これは、高橋選手と織田君の間にも同じことが言えた。
日本のトップ2と言われながら、トップはやはり高橋選手で、織田君は2番手。織田君は追う立場で、高橋選手は常に追われる立場だった。
今、背中を追うはずの高橋選手はいなくて、いやおうもなく突然終われる立場になってしまった織田君。あの頃の高橋君の感じていたプレッシャーを、今シーズンの彼はひしひしと感じていることだろう。
その中で、4回転は失敗したものの他のジャンプは全て決め、あまつさえ2Aを予定していた中盤のジャンプを3Aに切り替えて、それを見事決めて見せた。
結局のところ、この3Aが勝負を決めた。FSでは157.25という高い得点が出て、これに追いつくためには、小塚選手は166.30という、驚異的とも言える得点を出さなければならなくなった。勝つためには、さらに高い点が必要だ。


2位を取るだけならば、4Tは回避して確実に決められるジャンプで加点をもらう作戦で十分だった。しかし、小塚選手はそれをしなかった。勝つために4Tを選択し、敗れたのだ。その気迫は観客の心を打った。しかし、得点は伸びずに勝負には負けた。
それもこれも、織田君の中盤の3Aが効いたためだ。織田君は、表には見えにくかったが、その心は強い気持ちと気迫に満ちていたに違いない。その気持ちの強さとここ一番の勝負強さが、4回転で失敗したあとでも失われずに、残る全てのジャンプを成功させ、さらには3Aを跳ぶ決意をさせてそれを成功させた。
文字通り、勝ちにいってそれを見事につかんだのだ。


今回の総得点差17.76は、2人の気迫と経験の差、というところでしょうかね。



それにつけても、今回の敗戦は、小塚選手にとって少なからずショックだっただろう。
織田君の本家ファンサイトには、織田君の過去の戦跡が記載されている。それによると、過去の全日本選手権において、小塚選手は織田君に対し、2004年は3点差という僅差だったが、2005年2006年では20点以上点差をつけられている。
今シーズンの小塚選手は、力も自信もつけ、実績も上げた。高橋選手にはまだ手が届かないかもしれないが、織田君に対しては上にいけるかもしれない。と、考えたかもしれない。自分は2年前とは比べ物にならないくらい経験をつみ、力をつけた。相手はブランクもある。いまや、力の差はほとんどないだろう。いや、自分のほうが上かもしれない。


全日本前のインタビューでは、控えめな発言をしながらも、確かな自信をのぞかせていた。
しかし、終わってみれば、やはり20点近くの差をつけられて、敗北。
以前よりも点差は縮まってはいるが、自分が思い描いていた展開とは、程遠いものだったろう。
彼はきっと、悔しい1年を送るだろう。


とはいえ、今シーズンはまだ2回、2人の対決が残っている。
小塚選手にはチャンスの、織田君にとっては負けられないプレッシャーのかかる試合が。
同じ日本チームの仲間として、また競い合うライバルとして。見る側としてはワクワクの、またファンとしてはドキドキの2試合だ。
2人がお互いに高めあって、それが結果に現れることを願ってやまない。
追われるプレッシャーをねじ伏せたとき、織田君はきっと、とてつもなく大きな力を得るだろう。



本音を言うと、もちろん織田君に勝ってほしいけどね。





冬休み、家族がいる中で書いていたので、チョコチョコしか書けず、ずいぶん時間がかかった上に、ちょっと全体がばらばらな感じになってしまった。オマケにけっこう長々と書いてしまった。
こんな長文を読んでくださった方。もしいらっしゃったら、感謝いたします。
失礼いたしました。
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[2009/01/06 03:36] | 織田信成君 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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